乾燥性ドライアイが増えている理由とは?
近年、「目が乾く」「ゴロゴロする」「夕方になると視界がかすむ」といった症状を訴える人が急増しているのだそうで、その代表的な原因が、乾燥性ドライアイ(Dry Eye Disease) 。
単なる目の疲れと軽視されがちなのですが、放置すると生活の質を大きく低下させる可能性があり、乾燥性ドライアイが増えている背景とそのリスクを整理してみます。
乾燥性ドライアイとは何か?
ドライアイとは、涙の量や質のバランスが崩れ、目の表面が十分に潤わない状態を指すのですが、「乾燥性ドライアイ」は、涙の蒸発が過剰になることで発症するタイプが多いのだとか。
そもそも、涙は単なる水分ではなく、「水層」「油層(蒸発を防ぐ)」「ムチン層(目に密着させる)」の三層構造が正常に機能することで、目は保護されていて、なぜ今、「乾燥性ドライアイ」が増えているのかというと、デジタル機器の長時間使用の影響が大きく、最大の要因は、スマートフォン・PCの常用と言われています。
なんでも画面を凝視すると、瞬きの回数は通常の約1/3まで減少するようで、瞬きが減ることにより、涙の油層が広がらず、蒸発が進んで乾燥していき、この連鎖が慢性化しているようです。
さらに冬場だけでなく、夏の冷房も空気を乾燥させ、湿度40%以下では涙の蒸発速度は大きく上昇するので、オフィス環境は特にリスクが高くなっています。
-また、コンタクトは涙を吸収しやすく、目の表面環境を変化させ、長時間装用は乾燥を加速させる要因になり、 加齢・ホルモン変化も影響があり、40代以降の女性に増える傾向があるのだとか。
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乾燥性ドライアイは「不快」だけで済ますことはできず、以下のような問題を引き起こしてしまいまs。
角膜障害
慢性的な乾燥は角膜表面を傷つける。
視力の質の低下
一時的な視界のかすみ、ピント不安定。
頭痛・肩こり
目の緊張が全身症状につながる。
生産性の低下
集中力の持続が困難になり、業務効率に影響。
今日からできる対策
まずは以下のことを意識して、実践してみましょう。
- 20分ごとに20秒遠くを見る(20-20-20ルール)
- 意識的に瞬きを増やす
- 室内湿度を50%前後に保つ
- 人工涙液を適切に使用
- 目元の温罨法で油層分泌を促進
症状が続く場合は眼科受診が必要となります。
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